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写真は最終日に会場を訪れた、小池百合子都知事。Sankei Bizホームページより

【体験レポート】第2回ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル

先日、11月14日の記事でご紹介した「第2回ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル~全国魚市場&魚河岸まつり」が、昨日20日に無事終了した。会場となった日比谷公園には、全国の漁港から70店舗が軒を連ね、およそ3万人が訪れたそうだ。最終日の日曜には会場を小池百合子東京都知事が訪れ、マグロの解体ショーなどを見学したと、Sankei Bizは伝えている。

全国の魚介料理が味わえる大規模な食のイベント「第2回ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル~全国魚市場&魚河岸まつり」(同実行委員会主催)の最終日の20日、東京都の小池百合子知事が日比谷公園(千代田区)の会場を訪れ、マグロの解体ショーなどを視察した。
築地市場(中央区)の卸売業者などでつくる「築地かんぺい会」が、長崎県で養殖された約50キロの本マグロを解体。小池氏は中落ちを試食して、「おいしい」と笑顔をみせた。
会場内を歩いて回り「フィッシュ&チップス」も堪能した後、ステージであいさつ。「おいしいものが盛りだくさん。日本の食生活が世界で見直されているけども、新鮮な魚が一番おいしい」と語り、築地市場などを運営する都のトップとして「市場でも新鮮なお魚が提供できるように考えていきたい」と述べた。
引用元 Sankei Biz:http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/161121/cpd1611210610007-n1.htm

百聞は一見にしかず…ということで、筆者もこのイベントに参加してみた。まず驚いたのが、イベントに協賛社が付いていたことだ。看板にはカゴメ、かっぱ寿司、牛乳石鹸、サントリーのロゴがあった。私が会場を訪れたのは初日の夜8時すぎと、営業終了直前ではあったが、まだ会社帰りの若いサラリーマンとOLが大勢集まっていた。会場に用意された飲食用のテーブルにも、ほとんど空きがないほど。見渡してみると、全国の漁港が出店しているお店もあるものの、ラーメンやケバブ、焼きそばなど、今回の趣向とはまったく関係のないお店もちらほら見受けられた。
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写真左から:イベント看板、漁港の出店、その場で調理される食材

 
お腹も空いていたので、早速場内を物色。場内には沖縄や宮城、島根、神奈川などの漁港のお店が並び、地方色豊かな料理が売られていたが、魚料理ではあるものの、居酒屋やケータリング専門店のようなお店も多かった。あとお店の配置がバラバラで、どこにどの地方のお店があるか分かりにくかったので、次回からは北海道、東北、九州など、エリアごとにお店を集めてもらった方が、お客さんには分かりやすいように思う。料理については、海老やホタテ、蛸などの具財は大きくて美味しかった。さらにサントリーのブースではプレミアムモルツ 香るエールの生ビールが1カップ300円で販売されていて、とても美味しかった。魚料理のために作られたと言われる白ワイン ビオンタ(1杯600円)もキリッと飲みやすく、魚介料理との相性抜群であった。会場には他にもDHC酒造の日本酒ブースもあり、来場者のほとんどがお酒を楽しみながら、料理に舌鼓を打っていたようだ。尚、今回、この記事を書くに当たって分かったことだが、3月に開催された第1回イベントでは入場料500円を支払ったそうで、今回は無料で誰でも入場できたので、この点は改善されていて良かったように思う。次回は、もっとたくさんの漁港から出店してくれれば、さらなる盛り上がりが見られるように感じた。来年の第3回開催にも期待したい。

<食べたものリスト>
・漁師汁
・クラムチャウダー
・ホタテバター焼き
・カニ味噌甲羅焼き
・ずわい蟹カマボコ
・マグロナゲット
・蛸飯
・白ワイン
・プレミアムモルツ

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