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高速道路のSAで本格寿司も!こんな所にもある寿司店

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今年のゴールデンウィークは日並びが良く、大型連休で日本各地の旅行を楽しんだ方も多かっただろう。最近では車での長距離移動を楽しめるよう、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは、レストランやショップなど様々な店舗が出店している。中には地元のブランド牛といった、高級食材を提供するレストランもあり、大盛況となっているようだ。そしてサービスエリアには、もちろん寿司店もあった。NEWSポストセブンの記事によると、神戸淡路鳴門自動車道の淡路サービスエリアに隣接する、淡路ハイウェイオアシスには、新鮮なネタが食べられる本格的な寿司店があるそうだ。

かつては簡単な食事が多かった、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアだが、最近は「高速道路でも本格的な味を提供したい」と熟練職人たちが腕をふるう、名店も増えている。
【兵庫県 淡路ハイウェイオアシス】「すし富」
地元を代表する魚である鯛をはじめ、かれい、あなごなどは水揚げ後、生簀で一晩泳がせて臭みを取り、旨みを引き出したものだけを使う。寿司酢は、赤酢に砂糖、昆布、レモンなどを加えて1か月熟成させ、酸味がまろやかになったものを使用。同店で主に寿司を担当する山田育弘さんはこう説明する。「ネタは大きく切り、シャリは少なく、空気を含ませながら握ります。休憩で立ち寄る時間のないお客様が多いためスピードが求められますが、味に手は抜けません」

引用元 NEWSポストセブン:
http://www.news-postseven.com/archives/20150504_320029.html

このすし富は、本物の寿司職人がカウンター越しに提供する本格派。淡路島に水揚げされたばかりの、生しらすや生うにを使った絶品寿司が味わえると人気だそう。

寿司好きなら一度は行ってみたい!一風変わった寿司店

「こんな所にもある寿司店」というテーマで調べてみたところ、魅力的な場所にある寿司店を見つけた。それはイギリスの名門P&O社の豪華クルーズ客船、ダイヤモンド・プリンセス内にある高級寿司店、海(Kai)だ。このダイヤモンド・プリセスは、2014年に日本顧客向けに大改装されており、寿司店の他にも高級レストランや映画館、カジノ、劇場、プール、そして船上では世界最大級となる展望浴場「泉の湯」までも備えた豪華さだ。

冷凍マグロの水揚げ日本一と言われる静岡県の清水港にあるテーマパーク、エスパルスドリームプラザには、日本初の寿司テーマパーク、清水すしミュージアムがある。ここでは寿司の歴史や文化が学べるほか、隣接の清水すし横丁には寿司店が10店舗立ち並び、様々なタイプの寿司を味わえる。

羽田空港には銀座の名店と言われる寿司幸の姉妹店、羽田 寿司幸がある。本店のフランチャイズ姉妹店ではあるが、本店の寿司職人が来ており、銀座の老舗が130年かけて培ってきた寿司を楽しめる。日本全国の空港には、本格的な寿司店や回転寿司店が数多くあり、旅の目的地ではなく、旅の途中でも美味しい寿司が食べられるようになった。

寿司の起源は酢や塩で魚を締めて長期保存させた、旅の友とも言われている。高速道路のSAや空港、豪華客船、空港などに本格的な寿司店ができた今、旅の途中で寿司を楽しむのも一興である。

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テキスト: FUJI-KIZAI(不二機材)

FUJI-KIZAI(不二機材株式会社)は、1960年の創業以来、マグロ延縄漁の設置に必要なアルミスリーブ、圧着工具、スリーブかしめ機、テグス、釣り糸などの漁具をはじめ、プロ向け・個人向けの各種漁業資材を製造・販売しております。