目次

  1. 目黒のさんま祭りが開催!今年は岩手から7000匹が到着!
  2. 「目黒のさんま」の由来とは?

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目黒のさんま祭りが開催!今年は岩手から7000匹が到着!

秋の味覚の代名詞と言えば、脂の乗ったさんまだろう。さんまは9月から10月中旬までが旬と言われるが、旬の終わりにかけて脂が減っていくため、9月の走りのこの時期が一番脂が乗って美味しい。ちなみに10月中旬以降のさんまは、脂が減って小さくなるため、干物などの加工用として利用されるそうだ。昨日9月4日(日)には東京で、目黒のさんま祭りが開催され、たくさんの人が秋の味覚を味わった。

落語「目黒のさんま」にちなんで、2016年もJR目黒駅前で、サンマが無料で振る舞われる、恒例のイベントが開かれた。2016年で、21回目となる「目黒のさんま祭り」。 秋の味覚を、一足先に味わおうと、朝から長蛇の列ができた。 今回も、東日本大震災の被災地、岩手・宮古市から、およそ7,000匹のサンマが届き、徳島県産のスダチや、栃木県産の辛味大根おろしを添えた炭火が、無料で振る舞われた。 訪れた人は、「おいしい」、「すごくおいしい。並んだかいがあった」などと話した。 近年、サンマは高騰し、2016年7月、東京・築地市場に初入荷した大型サンマ1匹あたりの値段は、3,300円。2015年に記録した、過去最高値の2,500円を、大きく上回った。その背景には、中国や台湾など、近隣諸国の乱獲があるといわれているが、日本の漁獲量は、2008年をピークに減少傾向となり、2015年は、ピーク時の3分の1以下となっている。さらに、宮古市・佐々木 勝利水産課課長は「今回は、台風の影響もあって、こちらに提供するサンマは、北海道に揚がったサンマを、宮古市の方で届けさせていただいた」と話した。
引用元 FNN:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00335250.html

「目黒のさんま」の由来とは?

上述の目黒のさんま祭りは、今年で21年目という歴史を持つ。そもそもの由来は、「さんまは目黒にかぎる」と言う決め台詞で知られる、江戸落語の『目黒の秋刀魚』と言われるが、どんなストーリーかを知らない。と言う事で、早速調べてみた。

昔の御身分の高い方々は、下々の庶民の生活はご存じありません。ですから常々少しでも知りたいと思っております。 天候に恵まれた初秋の日。お殿様がご家来を連れて、目黒不動参詣をかねての遠乗りにでかけました。目黒(その頃、江戸の郊外だった)に着かれたのはお昼近くのことでした。 近くの農家から、秋刀魚を焼くいい匂いが漂っております。その時、ご家来が「かような腹ぺこの折りには、秋刀魚で一膳茶漬けを食したい」といったのを聞きつけたお殿様、「自分もぜひ秋刀魚というものを食してみたい」とご家来に所望した。
さあ困ったご家来衆。「秋刀魚とは下魚でございますゆえ、お上のお口にはいりますような魚ではございません」といったものの、お殿様のお言いつけではしかたがない。 何とか農家のおじいさんに頼んで焼いた秋刀魚を譲ってもらうことにした。お殿様は、生まれてはじめての秋刀魚がすっかり気にいられた。お腹が空いていたことも合わさって忘れられない味になってしまった。ところが屋敷に帰っても、食卓に秋刀魚のような下魚は出てこなかった。
ある日のこと、親戚のおよばれでお出掛けになりますと「なにかお好みのお料理はございませんでしょうか。なんなりとお申し付けくださいまし」というご家老の申し出に、すかさず秋刀魚を注文した。 親戚は驚いて、日本橋魚河岸から最上級の秋刀魚をとり寄せた。このように脂が多いものをさしあげて、もしもお体に触っては一大事と、十分に蒸したうえ、小骨を丁寧に抜いて、だしがらの様になった秋刀魚を出した。 「なに、これが秋刀魚と申すか。まちがいではないのか?たしか、もっと黒く焦げておったはずじゃが・・・」 脂が抜けてぱさぱさの秋刀魚がおいしいはずがありません。 「この秋刀魚、いずれよりとりよせたのじゃ?」「日本橋魚河岸にござります」「あっ、それはいかん。秋刀魚は目黒にかぎる」
引用元 江戸料理百選:http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/meguronosanma.html

お殿様の世間知らずが、目黒をさんまの名産地と勘違いしたことから「目黒のさんま」は始まった、という訳だ。ちなみに目黒ではもう1回、さんま5000匹を振る舞う「目黒区民まつり(通称、目黒SUNまつり)」を開催している。40回目となる今年は9月18日(日)10時から、田道広場公園で開催されるそうだ。さんまを食べるときに、この落語を思い出してみると、より味わいが増すかも知れない。

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