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写真は泳ぎ寿司ホームページより

石巻市が寿司を通じて風評被害を払拭

2011年3月の東日本大震災から、5年の歳月が過ぎた。日本屈指の水産都市として知られる宮城県石巻市は、津波により加工場などが壊滅的な被害を受けたものの、復興支援の受注増などにより順調に復興を遂げつつあった。しかしながら、2013年に福島第一原発からの汚染水流出が問題化したことにより、国内からの受注が激減すると言う、風評被害に悩まされていた。そんな時流を打開すべく、石巻魚市場は毎朝4時から放射線測定検査を実施するなどの努力を続けている。TOKYO WISEは、石巻市による風評被害をなくすための食育プログラム、泳ぎ寿司を紹介している。

宮城県石巻市は、復興支援の一貫として、食育体験プログラム『泳ぎ寿司』を3月11日(金)に代々木VILLAGE内 code kurkku にて一日限定で開店した。東北の魚を育む、世界三大漁場である石巻・金華山沖。そこには豊かな生育環境がある。昨年9月に開業した、最新の設備を誇る石巻魚市場の厳しい検査基準をクリアした石巻の魚の美味しさと安全性。『泳ぎ寿司』ではその過程を紹介することで、食育と風評被害の払拭、ひいては石巻への観光促進を目的としている。
イベントでは、会場に特設カウンターを設営し、金華山沖で獲れる新鮮な魚を、石巻の寿司職人が実際にお寿司として握る。握られたお寿司はプロジェクションマッピング技術を用いて、泳ぐ魚のインフォグラフィックに変化させ、金華山周辺の生育環境をアニメーションで紹介する。

引用元 TOKYO WISE:http://tokyowise.jp/clipping/oyogisushi.html

世界三大漁場と称される、三陸・金華山沖の魅力

この泳ぎ寿司で学べるのは、金華サバ、金華ぎん(銀鮭)そしてヤリイカについてである。金華山沖は、黒潮と親潮がぶつかる潮目でプランクトンが豊富に育つこと、三陸のリアス式海岸が魚たちの絶好の住みかとなることから、ノルウェー沖、カナダ・ニューファンドランド島沖と並んで、世界三大漁場と呼ばれている。泳ぎ寿司では、その金華山沖でどのように金華サバ、金華ぎん、ヤリイカが育つかを映像で学ぶことができる。このほか、センサーによりお客さんの動きに合わせて、カウンターに映し出された水面が動いたり、並べられたお寿司の上で魚が動いたり、インタラクティブな体験もできるそうだ。金華サバは栄養豊富で暖かい金華山沖で生まれ育ち、他所に回遊することがないと言われる、石巻のブランド魚。脂乗りが良く大型で、寄生虫がつきにくいことから、シメサバに最も適しているとも言われている。南三陸.comでは、この金華サバを使った水産庁長官賞受賞のシメサバがオンラインで購入可能なので、是非味わってみてはどうだろうか。

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テキスト: FUJI-KIZAI(不二機材)

FUJI-KIZAI(不二機材株式会社)は、1960年の創業以来、マグロ延縄漁の設置に必要なアルミスリーブ、圧着工具、スリーブかしめ機、テグス、釣り糸などの漁具をはじめ、プロ向け・個人向けの各種漁業資材を製造・販売しております。