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最高の寿司に必要なのは、最高のすし米

世界で大ブームとなっている日本食の代表格は、何をおいても寿司であろう。寿司が今の形となったのは江戸時代末期と言われ、約150年の歴史を持つ。寿司の世界進出は、1962年にアメリカに誕生した川福のSUSHI BARと言われている。今や、世界中の人々を魅了している寿司の味を決めるのは、丁寧に仕込まれた新鮮なネタだけではない。シャリ=すし米も重要な要素なのだ。河北新報では、すし米として注目を集める「ささ結」についてレポートしている。

宮城県大崎市や地元農協などでつくる「大崎の米『ささ結(むすび)』ブランドコンソーシアム」は18日、今秋から本格販売する新品種のささ結を東京ビッグサイトで始まった「アグリフードEXPO東京」に出展し、PRした。大崎寿司(すし)業組合の千葉君夫組合長がささ結のシャリを握り、首都圏などから訪れたバイヤーや飲食店関係者に提供した。21日に同会場である世界のすし職人による「ワールドスシカップジャパン2015」でも、ささ結が創作寿司部門用のコメとして採用される。千葉組合長は「香り、つやともササニシキにそっくりで、口の中でぱらりとほぐれる。すしには最適」と太鼓判を押した。

引用元 河北新報:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150819_13005.html

寿司を美味しくする、すし米の条件とは?

ミシュランガイドで2年連続で星を獲得したロサンゼルスの有名寿司職人は、「寿司はシャリが7割」と断言している。米・食味鑑定士協会のホームページによると、すし米に最適な条件とは「長粒種や中粒種ではなく、短粒種のジャポニカ米の、粒張りよく、弾力のある米粒」だそうだ。この米・食味鑑定士協会が昨年開催した第1回すし米コンテスト・国際大会には、137種の米がエントリーし、6品種が「すし米大賞」に決定した。このうち1位に輝いたのは、秋田県産のコシヒカリだったそうだ。2位には埼玉県産のきぬむすめ、3位は栃木県産のにこまるが入った。次回、寿司を食べる際は、ネタだけでなく、シャリにも注目してみると良いかも知れない。

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