全国3位の生鮮マグロ水揚高を誇る沖縄の魅力

マグロと言えば高級ブランドの大間マグロなど、北の漁港が連想されやすいが、マグロの水揚高日本一は、静岡県の焼津漁港が不動の地位を保っている。遠洋漁業の発達により、インド洋や南太平洋などから日本に持ち込まれるマグロも増えおり、清水港で水揚げされるマグロの実に約95%が、冷凍マグロとも言われている。一方で、マグロのイメージのない沖縄県が、実はマグロの年間水揚高が全国トップクラスで、生鮮マグロに至っては全国3位の水揚高を誇ると言う。

琉球新報によると、辺土名漁港で1月28日には、今年初となるクロマグロが水揚げされたそうだ。

24日、漁師の町田剛さん(38)は伊平屋沖へと出航。25日未明、およそ1時間の格闘の末に全長2メートル30センチ、重さ約220キロの大物を釣り上げた。町田さんは「運が良かった。本当にうれしい」とにっこり。
クロマグロは別名「黒いダイヤ」と言われ希少価値が高く、3月ごろ最盛期を迎えるため、この時期は漁獲量が少ない。卸業者の眞境名勉さん(49)は「まるまると太っていて高値が期待できる」と語る。

引用元 琉球新報:

近海にマグロの漁場が多く存在する沖縄では、クロマグロをはじめ、キハダ、メバチ、ビンチョウとマグロ4種類の全てが獲れる。一般的にマグロ漁は、9月から12月が漁期と言われているが、年間通じて暖かい沖縄では1年中マグロを水揚げできるため、いつでも新鮮な旬のマグロを味わうことができる。沖縄県は2012年に「沖縄美ら海まぐろ」というブランド名を立て、沖縄=マグロをアピールし始めている。沖縄を訪れた際は、美味しい生鮮マグロを味わってみてほしい。

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