この春、沖縄でカツオの一本釣りが体験可能に（1/10）

沖縄のカツオ一本釣り体験ツアー

都市生活者が農場や漁村で、農業や漁業を体験して余暇を過ごす「グリーンツーリズム（アグリツーリズム）」。日本では1992年に農林水産省が提唱し、全国205カ所がモデル地区に指定されている。各地で様々なプランが実施されているが、沖縄県ではこの春から、本格的なカツオの一本釣りを体験できるツアーが開始される。

時事ドットコムによるとこの体験ツアーは、伊良部島と宮古島の漁業活性化の狙いがあるという。

沖縄県の伊良部島漁業協同組合と宮古島観光協会は今春から、漁師志望者や一般客を対象としたカツオの一本釣り体験をスタートさせる。漁業体験は安全面などに配慮して浜辺で行う地引き網などが多く、「一本釣りの継続的な体験は日本で初めてではないか」（漁業関係組織）という。

引用元　時事ドットコム：http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015011000084

一本釣り体験には漁前日の宿泊が含まれており、参加者は早朝から沖へ出発。４時間かけて漁場に到着した後は、船上で現役の漁師から手取り足取り指導を受けて、実際にカツオの一本釣りに挑戦することができる。港に帰った後は、カツオのさばき方の手ほどきも受けられる。

この試みは地元の観光力アップを狙うだけではなく、漁師になりたい若者のトライアル機会としても効果が期待されている。体験ツアーの参加資格は20歳以上とのこと。2015年4月より週に１回のペースで開催される予定だ。