時事ドットコムによると、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)によるマグロ資源回復の見解を受け、EUがクロマグロの漁獲枠の維持または拡大を提案する、と発表した。

欧州連合(EU)のダマナキ欧州委員(漁業・海洋担当)は14日の記者会見で、地中海を含めた東大西洋海域でのクロマグロの漁獲枠を「現状維持、もしくは徐々に拡大する」よう大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)に提案する方針を明らかにした。

引用元 時事ドットコム:https://www.jiji.com/jc/zc?k=201410/2014101400889

EUは大西洋まぐろ類保存国際委員会で影響力を持つ。今回の提案を受け、来月11月にイタリアで開かれるICCATの年次会合の結果次第では、各国の漁獲枠が増える可能性が高まった。加盟国である日本にとっても、2015年のマグロ漁業の大きなトピックの1つになることが予想されている。