目次

  1. 年に一度だけ上陸が許される沖ノ島で、漁業の神に出会う
  2. 日本と海外の漁業の神様とは?

年に一度だけ上陸が許される沖ノ島で、漁業の神に出会う

福岡県宗像市にある宗像大社は、伊勢神宮、出雲大社と並んで「日本三大伊勢」と呼ばれる最上位の神社であるが、これまであまり知名度は高くなかった。しかし来月、ユネスコが宗像大社を世界遺産に認定する機運が高まっていることから、今、注目を集めている。宗像大社は、古くから海運や漁業の神として信仰されており、宗像三女神のうち長女の田心姫神を奉った沖ノ島の沖津宮は、一年で一度だけ一般男性が島に上陸することが許されるという。先日行われたその神事を、産経新聞がレポートしている。

写真は産経WESTホームページより

今夏の世界文化遺産登録を目指す「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の柱となっている沖ノ島(福岡県宗像市)で27日、宗像大社沖津宮の現地大祭が開かれた。沖ノ島は島そのものが神体とされ、女人禁制で、一般市民らが上陸を許されるのは、年に1度、この日だけ。祭りを執り行う神職らを含む約250人の男性が、厳かな島に降り立ち参拝した。
抽選などで選ばれた参加者らは午前8時ごろ、船で島へ到着。裸で海につかる「みそぎ」で心身を清めた。その後、約400段の石段を上り、標高80メートル付近にある沖津宮の社殿へ。神職がおはらいをし、参拝者は玉串をささげて礼をした。兵庫県南あわじ市の自営業男性(68)は「手つかずの自然の中、神聖な気持ちになった。世界遺産になるのは良いが、俗化しないか心配だ」と話した。来年は社殿の改修工事のため現地大祭を行うかどうかは未定だという。
引用元 産経WEST:http://www.sankei.com/west/news/170527/wst1705270056-n1.html

日本と海外の漁業の神様とは?

宗像大社で秋に行われる「みあれ祭」では、大漁旗を掲げた船団が大島港から神湊港までを勇壮に進む海上神幸を行い、漁師たちは漁の安全と豊漁を祈願するそう。一方、日本で漁業の神様として一番有名なのは、七福神の恵比須さまである。恵比須さまは七福神で唯一の日本の神様で、片手に釣竿を持ち、もう一方には鯛を抱えている。漁業だけでなく、商売繁盛や台所の神様としても信奉されている。他にも、海中から拾い上げた石をご神体として、漁業の神様として奉る地方も多いそうだ。
一方、海外での漁業の神様を調べてみると、意外にも数は少ない。ギリシャ神話のポセイドンは、海の神であると同時に地震の神、馬の神でもあるが、漁業の神としての色合いはない。漁業の神として崇拝されていたのは、北欧神話に登場するニョルズくらいだ。このことから考えても、古来から漁業神として人々に崇められて来た宗像三女神は、非常に貴重な存在と言えるだろう。

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