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全国ご当地どんぶり選手権2連覇!八戸銀サバトロづけ丼

今年で9年目を迎えた新年の恒例行事「ふるさと祭り東京」が東京ドームで1月7日~15にまで開催され、40万人を超える来場者が訪れる大盛況で幕を閉じた。そしてこの催しの最大の目玉となっているのが、全国ご当地どんぶり選手権だ。これまでグランプリに輝いたのは、白エビかき揚げ丼(富山県射水市)、うにめし丼(北海道利尻郡利尻富士町)、鯛茶漬け(新潟県柏崎市)、米沢牛ステーキ丼(山形県米沢市)と、名前を聞くだけで食欲がわく逸品揃い。2017年のグランプリについて、デーリー東北新聞社がレポートしている。
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写真はデーリー東北新聞社ホームページより

全国のご当地グルメや郷土芸能などが東京ドームで一堂に会する「ふるさと祭り東京2017」が15日、閉幕した。丼メニューの頂点を競う「全国ご当地どんぶり選手権」では、日本の味俵屋(八戸市)が出品した「八戸銀サバトロづけ丼」が2年連続となるグランプリを獲得。殿堂入りの丼「殿丼(でんどん)」の称号を得た。7日に開幕したふるさと祭りでは、各地の祭りを披露するイベントなどを実施。全国約300の企業や団体がブースを構え、食や観光資源をPRした。全国ご当地どんぶり選手権には、連覇を狙う八戸銀サバトロづけ丼など計15丼がエントリー。前年を大きく上回る1万8千杯以上を売り上げた八戸銀サバトロづけ丼は、来場者による投票で再び頂点に立った。
引用元 デーリー東北新聞社:http://www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20170116/201701150P163024.html

脂のり日本一のサバを使った八戸銀サバトロづけ丼

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写真は魚問屋魚陣ホームページより

2017年のグランプリに輝いたのは、八戸銀サバトロづけ丼だ。実は昨年もグランプリに輝いており、今回で殿堂入りを果たし「殿丼」の称号を得た。とここまではニュース記事にある通りだが、調べてみるとこの八戸銀サバトロづけ丼、13年・14年に3位、2015年に2位、2016年にグランプリとなり、遂に今年、殿丼入りという努力あってのもののようだ。楽天市場で八戸銀サバトロづけ丼を販売する魚問屋鯖屋によると、その八戸前沖のサバの魅力は次の5つだそうだ。

1. 日本最北端の漁場=八戸前沖で漁獲され、
2. 水温が冷涼であるため、
3. 粗脂肪分がとにかく多く
※サバは海水温18度以下になると、粗脂肪が高くなるため
4. 不飽和脂肪酸が豊富で
※粗脂肪分が高くなるとEPA・DHAの割合が増加する
5. 漁場が近いく、新鮮!

なのだそうだ。さらに八戸前沖のサバのうち、550g以上の大型サイズのサバが「銀サバ」として認定される。このため日本一脂がのったサバと称される八戸前沖産のサバの中でも、トップの銀サバを使っているというい贅沢な丼ぶりなのだ。サバと言えば、関サバ(大分県佐賀関)や金華サバ(宮城県石巻)が高級ブランドになているが、八戸前沖は、日本最北端のサバの漁場であることから、冷たい海で育ったサバは、どこよりも脂ののりが良さそうだ。通販で購入できる八戸銀サバトロづけ丼を、一度味わってみたい。

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テキスト: FUJI-KIZAI(不二機材)

FUJI-KIZAI(不二機材株式会社)は、1960年の創業以来、マグロ延縄漁の設置に必要なアルミスリーブ、圧着工具、スリーブかしめ機、テグス、釣り糸などの漁具をはじめ、プロ向け・個人向けの各種漁業資材を製造・販売しております。