目次

  1. 石川県の農家が高級魚ホンモロコの養殖を本格化
  2. 高級食材として取り引きされる淡水魚

honmoroko

写真は市場魚貝類図鑑ホームページより「ホンモロコ」

石川県の農家が、高級魚ホンモロコの養殖を本格化

2014年6月に国際自然保護連合がニホンウナギを絶滅危惧種のレッドリストに追加して2年が経った。ここでも以前、徹底的に水温管理ができるうなぎの養殖技術のニュースを紹介したように、今は淡水魚の養殖にも注目が集まっている。石川県の北國新聞が紹介しているのは、関西で高級魚として取り引きされているホンモロコの養殖についてである。

津幡町の中山間地域である下河合の農家4人が、京都などで高級魚として取引されるコイ科の淡水魚「ホンモロコ」の養殖を本格化し、販路拡大へ和洋のメニューづくりを開始した。昨年度、旧河合谷小プールで育てたホンモロコを初めて出荷しており、今年度は約2倍となる10万匹の出荷を目指す。26日には町内の料理旅館「勝﨑館」で試作した料理を味わった。
ホンモロコは琵琶湖固有の魚で、関西の高級料亭で需要がある。農家が出荷するホンモロコは休耕田での養殖魚と違い、泥臭くないのが特長で、おいしい食べ方を提案し、販路拡大を図ることにした。メニューづくりには勝﨑館の水元隆幸料理長が協力した。試食会では、ホンモロコをぶつ切りにして大根おろしであえた「そろばん」をはじめ、オリーブオイルとショウガでホンモロコを漬け込んだ「エスカベッシュ」など4品を調理した。料理をそれぞれ吟味した農家は「居酒屋のお通しに良さそうだ」「洋食の食材としても合うのではないか」などと意見を交わした。
引用元 北國新聞:http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20160628102.htm

高級食材として取り引きされる淡水魚

水資源に恵まれ水田稲作が発達していた日本の各地では、古くから水田を利用した淡水魚の養殖が盛んに行われていたと言う。高級淡水魚の代表格であるうなぎ以外にも、鯉(こい)、鮎(あゆ)、どじょう、なまず、鮒(ふな)が日本各地で養殖され出荷されている。中でも愛知県は鮎の養殖日本一として知られ、産地である豊川市では兼升養魚漁業生産組合がブランド魚「和鮎」を手がけて全国へ展開している。この和鮎は人工種苗から工場で完全飼育されるため、味・形・香の三拍子そろった高い品質が特徴。また完全養殖なので海洋汚染などの心配がない、安心・安全な食材として注目されている。さらに和鮎を味わえる専門店、和鮎料理鮎知(あいち)を今年3月に開店。5000円から1万円のコース料理で、年明けの氷魚、春の稚鮎、初夏の若鮎、夏の成鮎、秋の子持ち鮎、お正月の御節商材など四季折々の鮎を味わえるそうだ。

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