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寿司職人として世界で活躍する若者たち

「シャリ炊き3年、あわせ5年、にぎり一生」という言葉があるように、一人前の寿司職人になるには寿司店で10年近い修行が必要と言われている。しかし最近では、以前 東京すしアカデミーが、外国人も学べる築地校をオープン(9/12)でも伝えたように、寿司職人の養成学校に通うことで、数年で寿司職人となる道も生まれている。今回は、東京すしアカデミーを卒業して世界に羽ばたいて行った卒業生の現状を追ってみた。BizCOLLEGEでは、次のようにレポートしている。

オーストラリアのケアンズは、美しい海と世界遺産の熱帯雨林に囲まれたリゾート地として知られる。宮下泰さん(36歳)が、この地のスシショップ「SUSHI PARADISE」で働き始めて2年がたつ。「10代のころから海外で生活したいとは思っていましたが、SUSHI職人になろうとはまったく思っていませんでした」東京で生まれ育った宮下さんは、小さいころから自然に恵まれた環境に憧れ、高校生のころにはオーストラリアでの生活を夢見るようになっていた。英語の勉強が好きで、大学はニュージーランドのオークランド大学へ進学、帰国後、出版社や不動産会社で働いたが、海外生活を諦めることはできず、東京すしアカデミーに通うことを決意した。「外国で働くにしても、ビジネス英語までの自信はなかったのでデスクワークは避けて、かつ日本人として現地に適応しやすい職業を探しました。そこで出会ったのがSUSHI職人です」
引用元 BizCOLLEGE:http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/ngg/092800004/?P=1

パリで初めてミシュランの星を獲得した寿司店

空前の日本食ブームを受けて、海外では寿司職人が引っ張りだこだそうだ。美食の街、パリでは2014年に初めて寿司店がミシュランで星を獲得して話題となった。そのお店は、パリ1区のルーブル美術館に程近い場所にあるJIN saint-honoréである。北海道で寿司店を成功させた渡邊卓也氏が、2013年にオープン。美味い寿司と日本酒を提供する寿司店として、たちまち話題となり、翌年にはミシュランで星を獲得。瞬く間に世界に名をなす寿司店となったそうだ。BizCOLLEGEでは今回、海外で寿司職人として活躍する二人の日本人の若者を紹介していた。そのうちの一人、オーストラリアの宮下泰さんは、現在働く寿司店での契約を終えた後は、現地のフレンチレストランで修行して、ローカルな人々向けのセンスを磨く予定。そして5年以内に、自分で持ち帰りの寿司店をオープンしたいと意気込んでいる。彼らの夢は、いつか異国の地でミシュランの星を獲得する寿司店かも知れない。

関連記事:東京すしアカデミーが、外国人も学べる築地校をオープン(9/12)
テキスト: FUJI-KIZAI(不二機材)[/fusion_text]

FUJI-KIZAI(不二機材株式会社)は、1960年の創業以来、マグロ延縄漁の設置に必要なアルミスリーブ、圧着工具、スリーブかしめ機、テグス、釣り糸などの漁具をはじめ、プロ向け・個人向けの各種漁業資材を製造・販売しております。