目次

  1. 6次産業化のモデルケース、平塚に新たなレストランが誕生
  2. レストランから加工品販売へ、拡大する6次産業化

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写真は代官町フィッシュファクトリーのホームページより

6次産業化のモデルケース、平塚に新たなレストランが誕生

都心から車で1時間ほどの湘南エリアに昨年誕生した平塚漁港の食堂は、地元の平塚漁協が農林水産省から6次産業化の認定を受けてオープンした店舗である。筆者も先日訪れてみたが、新鮮な魚介類を水揚げされたすぐそばで、美味しく食べることができて大変満足であった。長蛇の列に並んでも、食べる価値があると太鼓判を押せるほど。この平塚漁港の食堂を運営するロコロジが、平塚駅から徒歩8分の街中に、お洒落なイタリア料理店をオープンして話題となっている。

平塚・代官町に8月21日、本格的な石窯で焼くナポリピッツァと地魚料理を中心としたカジュアルレストラン「代官町フィッシュ・ファクトリー」(平塚市代官町、TEL 0463-86-6700)がオープンした。経営はロコロジ(藤沢市西富)。同社がこれまで市内で手掛けた「紅谷町BQバール」「ビーチバルSUCCA」「平塚漁港の食堂」に次ぐ出店となる同店。場所は平塚駅南口で、敷地面積は330平方メートル。業務向け精肉鮮魚の老舗卸店だった建物を「ニューヨークにある古い食品工場」風に改装した。店舗面積は60平方メートルで、テラス席26卓を含め54席。平塚漁港の朝捕れ地魚の販売、総菜の加工や販売も行う。

引用元 湘南経済新聞:http://shonan.keizai.biz/headline/2195/

レストランから加工品販売へ、拡大する6次産業化

今回オープンした代官町フィッシュファクトリーを運営するロコロジは、地元、平塚の海産物を地産地消できるよう活動を続ける地場企業。これまでも平塚漁港の食堂のほか、大衆居酒屋やオープンカフェなどのレストランを地元に作り、地元の住人が地元で採れた新鮮な魚介類を美味しく食べられる流通経路を開拓して来た。そして、この代官町フィッシュファクトリーは、平塚鮮魚の加工場にレストランを併設した、新しい店舗として注目されている。食品加工場が併設されているため、平塚漁港に上がった新鮮な魚介類を、デリや鮮魚コーナーでテイクアウトができるのだ。平塚漁港の食堂にも小さな加工場が隣接されており、近隣のスーパー等での販路拡大を目指していた。そして今回は遂に、加工食品の販売実店舗を誕生させたことで、漁港(1次産業)、加工場(2次産業)、レストランと販売店舗(3次産業)が揃った、完全な6次産業化が実現できたのだ。レストランだけでも6次産業化ではあったが、テイクアウトできる販売店舗が加わったことで、より地元の人々の日常生活に浸透できる。この代官町フィッシュファクトリーは、6次産業化のモデルケースとして、今後も注目して行きたい。

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