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写真は、だいずきっずホームページより

食と農林漁業の食育優良活動表彰:受賞者を農水省が発表

2005年に日本政府が食育基本法を制定して、今年で丸10年が経った。食育の基本となるのは、①健全な食生活の実現、②食文化の継承、③健康の確保と言われている。ファストフードやインスタントフードが氾濫する現代において、世界文化遺産となった日本食の価値を、食育を通じて日本人一人一人に理解してもらうことは、非常に大切なことである。農林水産省は2012年より、食育に関して優れた活動をする団体、企業を表彰している。フーズチャンネルによると、受賞者は次の通りとなった。

(1)一般部門
【農林水産大臣賞】
特定非営利活動法人だいずきっず(愛知県高浜市)
【消費・安全局長賞】
紀の里農業協同組合(和歌山県紀の川市)
ファーム・インさぎ山(埼玉県さいたま市)
なよろ食育推進ネットワーク(北海道名寄市)

(2)企業部門
【農林水産大臣賞】
生活協同組合コープこうべ (兵庫県神戸市)
【消費・安全局長賞】
クリナップ株式会社(東京都荒川区)
株式会社農協観光 北海道統括事業部(北海道札幌市)
株式会社マルイ(岡山県津山市)

引用元 フーズチャンネル:https://www.foods-ch.com/news/press_63548/

注目を集める、食育の最前線

 今回、農林水産大臣賞を一般部門で受賞したのは、愛知県の特定非営利活動法人だいずきっず。2006年から、大豆の種まきから収穫までを子供たちに体験させる食育活動を続けている。この活動の中で子供たちは、大豆の成長記録を絵日記にしたり、畑の看板コンテストに参加しながら、大豆を育てる体験をする。そして収穫した大豆を使って、豆腐やきな粉、豆乳などを調理することで、食品がどのように作られていくかを学べる仕組みだ。
 企業部門で農林水産大臣賞を受賞したのは、兵庫県の生活協同組合コープこうべ だ。大正時代から100年近く続く企業であり、地域に根付いた食育活動が特徴で、年間1000以上もの食育プログラムを開催している。そこでは、子供とその親、生活習慣病予備軍、高齢者などターゲット別に料理教室が開催されているそうだ。この他、安全・安心な農作物がどのように生産され、自分たちの食卓に届くかを学ぶ、虹っ子エコ&フードチャレンジなども提供している。
 世界で日本食がブームとなっている今、毎日の食卓に並ぶ、その食材について考えてみたい。

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