目次

  1. 結婚式の新定番となるか?豪華なマグロ解体ショー
  2. ナチュラル志向な都会人に人気のファームウエディング

結婚式の新定番となるか?豪華なマグロ解体ショー

前回400キロを超える巨大クロマグロが和歌山で水揚げされたニュースをお伝えしたが、生鮮マグロの水揚げ高日本一を誇る和歌山の人々にとって、マグロは切っても切れない存在。お正月や結婚式、お祝いの席などでは必ずマグロを食べるそうだ。そんな和歌山から新たなマグロビジネスが誕生し、注目が集まっている。

朝日新聞DIGITALによると、結婚披露宴の目玉として、マグロの解体ショーが近ごろ人気と言う。

この解体ショーは、和歌山市の専門会社「鮪(まぐろ)名人」が担当。和歌山県橋本市出身の田中さんがサプライズの企画として依頼した。20分ほどで約40万円と安くはないが、田中さんは「一生に一度のこと。思い出に残る結婚式で皆さんに喜んでもらえたら」と話す。鮪名人は、医療機器メーカーの営業をしていた武縄伸也さん(41)が2012年1月に設立した。和歌山市の海産物販売会社「黒潮市場」で行われていた解体ショーに人が集まるのを見て、商機を感じたという。

引用元 朝日新聞DIGITAL:
http://www.asahi.com/articles/ASH4G02TYH4FPXLB01G.html

このマグロの解体ショーを全国出張している鮪名人によると、結婚式に突然マグロがまるごと一匹登場するサプライズ感や、新郎新婦によるマグロ入刀式、解体後に赤身とトロで紅白マグロを参列者に振る舞えることなどが、ウエディングという祝いの席で大変人気だそうだ。そして何より、マグロはその日に水揚げされた新鮮な生マグロということで、味も絶品だ。

ナチュラル志向な都会人に人気のファームウエディング

結婚式という二人の人生のスタートを、自分らしく個性的に演出するカップルが増えている。欧米では都会を離れて、自然に囲まれた農場で結婚式を挙げる、ファームウエディングが人気とか。昨年、ハリウッドセレブのブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは、フランス・プロバンス地方のワイナリーでプライベートな挙式をして世界中で報道された。日本でも2010年、石田純一&東尾理子によるカリフォルニア・ナパバレーでのワイナリー挙式が話題となった。

ファームウエディングの特徴は、自然豊かな農場で採れた新鮮で美味しい素材を使った料理で参列者をもてなすという、おもてなしの心にある。中には、披露宴で料理に出すために、新郎新婦が野菜を育てるウエディングプランもある。日本農業新聞によると、JAあぐりタウンげんきの郷名古屋栄 東急REIホテルでは、昨年からベジ婚プランと題して、ファームウェディングを提案している。

「ベジタブル結婚式(ベジ婚)」を挙げませんか――。愛知県大府市にあるJAあいち知多のグループ会社が運営する食と農の複合施設「JAあぐりタウンげんきの郷(さと)」で、畑の中で式を挙げるプランが誕生した。提案するのは、名古屋市のホテル・名古屋栄東急イン。「げんきの郷」で新郎新婦が事前に収穫した農作物を披露宴の料理に使い、施設内の直売所などで使える買い物券もセットした。同ホテル婚礼担当の山下祐賀子さんは「個性的な結婚式を挙げたいカップルにぴったり」と勧める。

引用元 日本農業新聞:
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=30394

このファームウェディング人気は、農業と漁業の6次産業化を後押しする要因の1つとなりそうだ。マグロの解体ショーだけでなく、美味しい魚介類を使った婚礼料理や、海辺のリゾートウェディングなど、新たなウエディングビジネスのポテンシャルが、漁港や漁村にあるはずだ。

関連記事:和歌山の勝浦漁港で、またもや過去最大のマグロが水揚げ(4/10)
     新たなビジネスを生む、水産業の6次産業化(3/30)
テキスト: FUJI-KIZAI(不二機材)

FUJI-KIZAI(不二機材株式会社)は、1960年の創業以来、マグロ延縄漁の設置に必要なアルミスリーブ、圧着工具、スリーブかしめ機、テグス、釣り糸などの漁具をはじめ、プロ向け・個人向けの各種漁業資材を製造・販売しております。