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勝浦漁港で過去最大の400kgに迫る大物が水揚げ

「海のダイヤ」と呼ばれ、マグロの中でも最高級とされるクロマグロ。日本で水揚げされるクロマグロの平均的なサイズは100kg前後で、このサイズがスジも少なく、最も美味しく味わえると言う。今年の築地初競りで最高値451万円をつけたクロマグロでも180kgほどであったが、先日、和歌山で漁港最大級のサイズが記録された。

産経WESTによると、マグロ漁港として名高い和歌山の勝浦漁港に、400kgに迫る大物が水揚げされたと言う。

生鮮マグロのはえ縄漁で日本有数の水揚げ量を誇る和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港で、過去最大となる重さ386キロのクロマグロが水揚げされた。勝浦漁協によると、記録がある昭和60年以降で最も大きいという。

引用元 産経WEST:
http://www.sankei.com/west/news/150325/wst1503250016-n1.html

マグロと言えば、魚屋で売られている切り身しか知らない一般消費者にとって、これがどれほどの大きさかと言うのは想像し難い。平均サイズの100kgで体長1.8mほど、今回の勝浦漁港のマグロは、386kgで体長2.6mであった。一般的な電車の床から天井までの高さが2.3mほどであることを考えると、どれだけ大きなものか想像がつくだろう。

日本最大のマグロのサイズは?

日本に水揚げされたクロマグロの最大サイズを調べてみたところ、宮崎県の日南市漁業協同組合に記録が残っていた。1986年に日南市油津港に水揚げされたクロマグロが、483kg、体長2.88mという巨大マグロであったそうだ。ちなみに世界最大の記録は、カナダで水揚げされた大西洋クロマグロで、重さ680kg、体長4.5mにも及んだそうだ。

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テキスト: FUJI-KIZAI(不二機材)

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